息子は約3年間の不登校を経て、復学した。
復学したといっても 完全なる復学に至るまでは、1年以上かかっている。
一旦、崩れた自律神経は
すぐによくなるものではないことは
カウンセリングの先生や
様々な本やネット情報から知ってはいたけど、
やっぱり、それは本当だった。
復学してからの1年間は
調子よく過ごしていたとしても、
一たび、何かストレスがかかると
2週間は元に戻らない状態が続いた。
つまり、
2週間、登校できなかった。
ちょうど2週間。
判を押したように2週間。
学校に行けないとなった当初、
自分ではどうしようもない事が目の前で起こり、
我が子が苦しむ姿をなすすべなく見守る。
私にできることといったら、
背中をさすることだけだった。
不登校からの復学率
文部科学省の調査によると不登校からカウンセリングなどを受けて復学する率は、
中学生の場合約25%。つまり4人に1人。小学生は約19%の復学率とのこと。
息子がその25%に滑り込めたこと、
この復学率を見て改めて、見えない何かに感謝したくなる。
ただただ、息子の復学に向け、
支援してくれた学校、先生、周りの友達
自律神経立て直しのために
有益情報をくれた
現代のテクノロジーであるネット
もしも、こんなにネットを使える時代ではなかったら。。
どうしていたか、想像できない。
1日何十時間もネットの世界で生きていた。
その全てが有益だったかはわからないけど、
少なくとも、自律神経、睡眠、運動という3セットが絶対的に有用なのだということは
よくわかった。
というか、本当にそれさえわかれば十分、な気もする。
焦りもしたし、
結構な時間も要したけれど、
何もしなかったら、
何十時間もネットで調べものをしなかったら、
復学に辿りつけていなかったかも。
復学が第一ゴールだったけど、
そのために、できること、優先させるべきことは
自律神経を整えること。
遠回りしちゃったけれど、
それもまた一興。
不登校になってよかったことはない。
それは断言できる。
が、しかし。
そう思ったら、
なんだか本当に悲しい3年間。
いいことはないけど、
学べることはあったよね。
心身ともに元気でいることがいかに大事かとかさ。
そのために何を食べたらいいとか。
栄養素の知識、運動の大切さ、笑うことって素敵!とかね。
とにかく学校に通う
っていうことが第一目標で、
それに向かって邁進の日々。
といっても、毎日何か新しいことをしたわけじゃない。
日々淡々と
朝起きて、日光を浴び、軽い運動をして
栄養素を摂取
勉強も一旦横に置いて、
ぼーっと過ごす。
学校生活に参加できない焦燥感も息子本人にはなかったと思う。
(母親である私にはあった)
息子が参加していない運動会、
息子が参加していない発表会、
息子が参加していない修学旅行、
息子は食べていないのに払い続けた給食費。(笑)
小6の時は、全てに「小学校生活最後の・・・」
なんていうセリフが不随して、
なんか嫌だったな。
あ、それはそれで当然なことと
わかった上でね。
復学率。
4人にひとり。
だからどうした。
信じて、淡々と毎日を過ごす。
それっきゃないよね
コメント