不登校になってからの4年振り返る
1学期を皆勤で終えた息子
やっとここまできた。
感涙。
現状、自律神経の観点からすると、
まだ完全に治ってはいないと思われる。
それでも、
一時の昼夜逆転、ゲーム依存だった頃を思えば、
雲泥の差。
とはいうものの、
まだ
天候や気温に体調が左右されるし、
朝すっきりと起きられない。
それでも、
頭痛の頻度は少なくなったし、
そのレベルもくらべものにならない位、
低くなった。
登校できなくなっていく、
まだ小さかった息子は、
今や、私の背を越して、見上げるほど。
その姿は、
4年の
月日が経ったのだということを確認させてくれる。
30㎝分の不登校
大人の4年間と子どもの4年間の感じ方は大きく異なるだろう。
息子はその1年1年、いや
1日1日をどう感じ、どう過ごしたのだろう。
身長でいえば、30㎝分、息子は息子なりに
体調悪と戦っていたに違いない。
体調悪だけではない。
学校に行けない日々を家で何を思って過ごしていたのだろう。
30㎝背が伸びる間に、不登校と復学を経験した息子。
アドラー心理学的に考えると
この4年間は息子にとって
終わった過去のこと。
もう忘れ去ってしまってもよい。
黒歴史でもなんでもない。
なかったことにしなくてもいいが、
不登校だったことを引きずる理由なんて一個もない。
目の前にある
自分の人生は
自身で選択できるのだから。
体調悪の原因は自律神経の乱れ
カイロプラクティックの先生、
栄養コンサルからのアドバイスに忠実に従っていたら、徐々に快方していったことをみると、
体調悪の原因は
明らかに自律神経の乱れによるもの。
不登校だったことは忘れ去っても、
今回、私達が学んだ「自律神経」の大切さだけは
一生覚えておかなくてはならない。
頭が痛いとうずくまり、
学校に行けなくなった息子が
徹底的にストレスを排除し、
よく寝て、日の光を浴びて起きる。
栄養療法、運動療法を地道に続けた結果、
起き上がれない程の頭痛がひいた。
治るが時間はかかる
いわれた通り、
4年かかってやっと。
完全ではないが、やっとここまできた。
不登校、体調悪を克服した軌跡
小4
体調を崩して
徐々に登校できなくなり、
1か月学校に行かない日が続いた。
寒い冬の時期だった。
小5
天候がよくなると、
頭痛はあったが、
だましだまし登校できた。
親の私達は治ったと思っていた。
その後徐々に徐々に
体調は悪化していったのだが、
私達親はそれに気づいてやれなかった。
小6
登校を続けられない程の
体調の限界が息子にやってきた。
それを知るきっかけは
息子の行方不明事件。(のちに、記憶障害と判明)
その日を境に息子は約2年間不登校になった。
中1ほぼ登校できず。
中2
徐々に回復し、
復学をしたはしたけど、
体調は依然として安定しなかった。
天気や気温、定期試験や、部活動内での人間関係など、何かのきっかけがあれば、すぐに学校に行けなくなってしまった。
元の状態に戻るまで、
だいたい、2週間を要した。
無論、2週間休めば、登校を再開できるのだから
以前に比べたら、
「悪くない」
粛々と日々過ごして、
最初に1か月登校できなくなった時から数えて6年。
登校できなくなって、4年。
特効薬はない
今日、
中3の1学期が
皆勤で終わった。
いつ、体調悪に戻るか、
登校できない日が来るか、
不安で仕方ない。
その感覚は
持っていようと思う。
別にスーパーポジティブさんに
ならなくてもいい。
でも、
治らなくてどうするの
この言葉を信じて
自律神経を正すように
粛々と過ごす。
明日治る薬はない
4年かかったけど、
気づいたら、
毎日登校できる日がきたよ。
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