不惑の40代
もうすぐ知名を知る50代へ
がんばり過ぎて、疲れちゃった
息子の自立神経の乱れによる心身症、それに伴う不登校をきっかけに
私自身も鬱症状、パニック障害を発症
息子ふたりの私立小学校受験
髪振り乱し、血眼(まじでいつも眼が充血)受験を経て、
しばらくお気楽に過ごしていた。
長男がまさかの不登校。その症状は?
頭痛、腹痛、めまい、
昼夜逆転、ゲーム依存、記憶障害
頭が痛いと毎朝うずくまる長男を前に、
「なんで、がんばれないんだ!」と追い打ちをかける夫。
とにかく、当時の私は夫のいうことに賛同できなくても
言い返さなかった自己の無い人間だった。
自分が変わったきっかけ
調子が悪くなった長男を追い詰める夫が怖くて逆らえなかった私が
変わったきっかけ。
それは、千葉で起きた女児虐待事件。
虐待で自分の娘を死なせてしまった父親。
その母親は娘に向いた虐待の矛先が自分に向かうのを恐れて、
娘を父親からの暴力からかばうこともしなかったことで同罪として逮捕された。
そのニュースを聞いた時、
「私のことじゃん」と思った。
いろんなことを
すぐに忘れてしまう私だけど、
このニュースを聞いた時のことは、昨日のことのように鮮明に覚えている。
不登校だった長男の復学
長男は約3年間の不登校を経て、
学校に復学。
この間、長男の症状を治すため、
いろんなことを試して試して、
思う結果が得られなくて、
苦しくて苦しくて。
毎日毎日、
長男の症状のことばかり考えて、
一生懸命に生き過ぎて、
そういう風に過ごしていたら、
私自身も鬱症状とパニック障害になっちゃった。
さぁ、これから自分の時間!
今まで、文字通り全ての時間を
息子のために、息子のために、息子のために使ってきた私にカウンセラーの先生はこう言った
もう息子君はきっと大丈夫だから、
お母さんはお母さん自身のことに時間を使って下さい。
息子君とは全く関係ない自分が楽しいなと思えること、
そうですね、、
今までやったことのないことに挑戦するのもいいですね。
それこそがお母さんが癒される第一歩になりますよ。
時に子どものために最良の親のありかたは不在であることでもあるのです。
忘れたくないあんなこと、こんなこと
最愛の子どもが学校に行けずに苦しむ姿を
ただ、なすすべなく見守った日々。
苦しくてどうしようもなくて、
でも、何か解決のきっかけがあるんじゃないかと
答えを探し続けた。
表向き、何事もなかったかのように装いつつ、
精神的にはボロボロだった。
ボロボロだったけど諦めずに答えを探した日のことは
やっぱり忘れたくないな。
そんな
気持ちをブログに綴り、
アウトプットすることで自分への癒しにしたい。とこのブログを書き始めた。
すごく僭越で恥ずかしいのだけど、
自分ではどうしようもないことで苦しんでいたり、
人に言えない悲しみを抱えている人にこのブログが届いて、
少しでも、ほんの少しでも気が楽になってくれたらいいなと思っている。
停滞していたことが動き始める
カウンセラーの言う通り、
今まで中心だった長男のことを少し脇にやり、
自分に全集中してみたら。
おやおや?
物事がうまく回り始めたぞ。
私が鬱症状を克服するために有用だったと思うこと
息子とは関係ない、自分がやっていて無条件に楽しいと思えること
- 読書とネットフリックス、アマゾンプライム
- 楽天経済圏の成果
- 仮想通貨、株式投資、FX
- 趣味のカメラ
「うまくいくから楽しいのではなく、楽しいからうまくいくのだ」
このブログは心が壊れた頃のことと、
それを癒すために何に出会い、
何をしたか。
長男が心身症から癒えて復学できた記録を綴っていこうと思っています。
内容は多岐にわたります。
「うまくいくから楽しいのではなく、楽しいからうまくいくのだ」
タイトルの
この言葉は私のうつ症状がでている時に何十冊と読書した中の
どれかの本に書かれていたものです。
人生は楽しんだもん勝ちとはよく言われますが、
うまくいくから楽しいのではなく、
楽しいから物事はうまく運ぶのだと
理解できた時、人生ってものが分かった気がしました。
確かに息子の不登校、自身の鬱状態、パニック障害は言葉に言い表せない程の地獄でした。
だけど、
私自身のことでいえば、
そのことがあったからこそ、
変わることができた。
いや、変わったのではなく、自らを変えることができたと思っています。
鬱症状や不登校は恥ではない。
それも確かに私の一部なのです。
そんな想いをブログにしたいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
きりこ
コメント