この夏、いつもの夏休みのように楽しい思い出はそうないけど、
よいも悪いも、日常生活における出来事はそれなりにあった。
いつも通り、歯磨き後に
フロスで歯の間を磨いていた時のこと。
3年前に詰めたセラミック製の詰めものが取れた。
取れたセラミックは、割れている。
えーー!確かこの詰め物が取れたのは2回目。
このセラミック詰め物、私の記憶が正しければお値段6万円程度したはず。
うっそーん。。
フロスをしていただけなのに
嘘だといって。
夢だといって。
幻だよと。。
あなた。
悲しい。
悲しいが、
悲しいばかり言っていられない。
歯医者に向かう。
そこで言われたのは、
丈夫なはずのセラミックがいずれも3年毎に割れるのは
何かがおかしい。
フロスをしたくらいで割れるものではないから、
おそらくは、
フロスをした時点でセラミックに既にヒビは入っていて、
その日、たまたまフロスをしたことで割れて取れてしまったという顛末ではないか。
就寝中に歯ぎしり、ぎゅっと歯を食いしばってはいないか?
と。
いやー。
歯ぎしりですか・・・
やってないと思うのですけど。ね。
夫に聞いても歯ぎしりはしてないらしい。。
ならば、何?
いや、
おい、待てよ。
セラミックが最初に入ってからの、
今まで。
この通算6年間の大半は、息子が学校に行けなかった日々と重なる。
思い当たることがあるとするならば、
それだ。
よく、
歯を食いしばって、耐える
とか、
歯を食いしばって、がんばる
などという表現があるけど、
息子の不登校で、
解せぬこと、悔しいこと、苦しいこと様々ある中で、
まさに、歯を食いしばって耐えてきたなとつくづく思う。
文章における表現ではなく、
本当に「歯を食いしばった」という経験。
あの時。
歯を食いしばる
しかなかったのかな?
うん。
歯を食いしばるしかなかったな。
息子と共に苦しかった日々の残像が、
こんな形でこんにちは。するなんて、ね。
あの時の私に伝えたい
歯は食いしばらないで。
そのうちに、セラミックが割れて、
また6万円支払わなくてはならなくなるから
歯は食いしばらず、
苦しかったり、辛かったら、
そのことを考えず、
今すぐ寝なさい。
寝られなかったら、
筋トレしなさい。
お願いだから、歯は食いしばらないで。
親愛なる私へ。
たってのお願い。
私より
てなことができたら、ね。
わかっていますとも。
その渦中にいたら、当たり前のことも
当たり前とは思えず、
悪い方に悪い方に考えてしまうのも。
そう。それが人間。
否定はしないし、
否定なんてできない。
が。しかし。
これからの私へ。
今後、歯を食いしばりたくなる時がくるかもしれない。
そんなときは、
寝ろ
寝れない場合は、
筋トレしろ
太陽の光を存分に浴びろ
それが、心を元気にする方法。
たいていのことは、
それでうまくいく。
そう。
それって、自律神経を整えることに他ならないんだけど。ね。
歯に詰めたセラミックが取れて思い出したこと。
自律神経を整えろ
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